一緒に創る(オープンシステムの意味)2

続きです。

 

設計事務所の設計は個性的です。

10人いたら10の空間が存在します。それは皆が信念を持って空間造りに向き合っているからでしょう。

それが消費者の方にとっては、傲慢さや、芸術性重視、などに思われ倦厭される要因なのでしょうね。

確かに情熱を注ぎ、時間を掛けて設計して、素晴らしい空間になった。

しかしこの時点ではこの家は一体いくら?なんだろう?と言うのは消費者の方にはわかりません。設計者も概算を掴んでいるものの、正確な金額は言えません。

これでは金額重視の人にはとっても不親切な提案になってしまいます。

その点ハウスメーカーは明朗会計です。基本は○○坪×何万円!!!あとはすべてオプションです。!!!なんてわかりやすいんでしょう!羨ましいです。自分もこのような金額提示をしたい!ッて思いました。・・・・・昔・・・・・

でも設計事務所はできないんですね、なぜなら・・・・・

 

お客さんの要望を細かくヒヤリングしますね、最初・・・・・

その思いを ”共有” することから始まります。

 

”一緒に創る”第一歩ですよね~(^^ゞ

 

この時は設計者もお客さんも夢が膨らんでいます。ただお互いが違う方向に膨らませていたら・・・・・・それは最後にとんでもない事態をもたらします。

なので、この時点でイメージを共有します。それは完成予想図でもいいし、模型でもいいです。現実味がなくてもいいんです。こうしたい!!!こんなのどうでしょう?が詰まった、宝箱のようなものを1つ作って置くのです。

それでお互いが途中で何か違う?かなッて思った時に立ち止まり、それを見返すのです。


”自分のほしい家は、当初の思いと違っていないか?”

 

”いっぱい要望を言ったが、本当に必要な空間だったのか?”

 

設計者も同じです。

 

”過剰な提案になっていないかな?”

 

迷った時にはその宝箱をお互い覗いてみるのです。そうすれば当初の想いがそこにあり、コンセプトを逸脱することなく、時間を上手に使った最高の提案ができるのです。

 

このような作業を繰り返した、プランはもはや世界にたった一つの、あなただけの家になっているはずです。

 

ですから当然、この家は○○坪なんで~×○○万円で、○○○○万円です。

+オプションで~~~・・・・・

 

なんて数行では金額に換算できないんです。

 

とはいえ、世界でたった一つの我が家・・・

予算をかなり超過していたらそれこそ絵に描いた餅、ですね。

やっぱり、設計事務所の設計の家は高いのか・・・・・・庶民には手の届かない、一握りの選ばれた人しか、その空間を手に入れられないのか?

 

・・・・・・いえいえ、そんなことはないんです。

 

そのガギを握るのが、オープンシステムなのです。

 

続きます

 

 

 



コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。