サッシについて・・・・・(3)

ガラスについて

窓はサッシ(障子)と呼ばれる枠の部分とガラスで構成されています、この二つがそろって窓(ウィンドウ)となります。性能面・デザイン面でみても枠の素材や色以上に重要な要素となりますので、住まいづくりではガラスの適切な選定が重要な要素になります。
 

透明板ガラス

フロート板ガラスともいわれる基本的なガラスです。フロートとはガラス製法の一つで平坦で歪みの無いガラスを作るのに欠かせない技術です。
 

すり板ガラス

フロートガラスの片面に摺り加工を施した半透明のガラスです。視線を遮り、光を取り入れるのでプライバシーを重視したいところに使います。
 

型板ガラス

ガラスの片面に型模様をつけ、光を透視し視線を遮るガラス。日射透過率・可視光線透過率といった光学的性能が透明板ガラスと変わらないので、北側の窓に多用されています。
 

網入りガラス

金属製網を封入した板ガラスのことで、乙種防火戸に使用されています。防犯に効果があると勘違いされる事が多いいのですが、じつは、割れたときにガラスが落ちにくく、音がしないために空き巣に狙われやすいとも言われています。
 

強化ガラス

板ガラスを約700℃まで加熱後、急激に冷やすことで生成されるガラス板で、一般的な普通板ガラスと比べ3~5倍の強度を持っています。工場出荷後の加工が出来ないので注意が必要です。
 

耐熱ガラス

コップや調理器具などにも使わるほど、温度変化に強いガラスです。住宅の場合、コンロとの境の壁などに採用されています。
 

Low-Eガラス

近年、性能が向上し住宅の省エネ性能を語る上で欠かせない存在となった、ガラス表面に特殊なコーティングを施し、熱の伝達をし難くしたガラスです。住宅の場合、多くは複層ガラスと共に採用されて、その取付け方法により外からの熱を遮る「遮熱タイプ」と、部屋の中の熱を逃がし難い「断熱タイプ」に分かれています。
 

真空ガラス

日本板硝子が開発した、2枚のガラスの間に真空層を設けたガラスです。真空層が0.2mmと薄いので、現在1枚ガラスを使っているアルミサッシにも、ガラス交換だけで簡単に装着できるのも大きな特徴ですが、まだまだ非常に高価で家全体に採用する事が難しいですが、これから価格が下がれば採用し易くなると期待されます。
 

単板ガラスと複層ガラス

従来、窓は一枚のガラスで構成されていましたが、今では2枚のガラスを組み合わせた複層ガラス(ペアガラス)が主流となっています。断熱性は高いのですが、遮音性は望めないので、音を防ぎたい場合などにはサッシを2枚設ける二重ガラスにするなど、用途に応じて採用する事が重要となります。ガラスとガラスの間は中空層で乾燥空気が封入されていて、その厚さによっても断熱性能が違います。