サッシについて・・・・・(2)

材質別サッシの種類と特徴

前回の続きです。今回は種類・特徴について、書いてみました。

外部と内部をつなぐサッシ・・・・・こんなに種類があるんですね~~

 

 

スチールサッシ

 

鋼鉄製の窓枠は骨組みが丈夫で、見た目にも重厚な感じがします。
アルミサッシが普及するまでは、学校などの公共建築でよく見かけましたが、いまでは木製サッシと同様に、雰囲気を重視するインテリアで使用されます。
スチールサッシはさびにくい材料でできていますが、全くさびないというものではないの で、表面に水分を残したままにしないようにしてください。また、スチールサッシは重量があるため、開閉に力が必要で、長年使用しているうちに戸車などが傷んできます。施錠も他の素材に比べてスムーズではありません。常に滑りよくしておくため、少量の油を塗るなどの手入れが必要です。気密性はアルミサッシに劣ります。


 アルミサッシ

 

現在最も普及している窓枠です。比較的低温度で押し出し成形ができるため、寸法精度が高く、複雑な形状もつくれます。また、気密性、耐久性ともに優れています。
アルミサッシの問題点は、窓の内外の温度差により、結露しやすいということです。アルミサッシの表面に水滴をためたままにしておくと皮膜を傷め、やがては腐食してしまいます。また、柔らかい素材でできたアルミサッシは、傷が付きやすいことも難点です。
アルミサッシは軽くて開閉が楽なことから、開閉や施錠の頻度が高くなりがちです。このため、サッシ本体に問題が起きなくても、戸車や引き手、錠などが先に傷んでしまう恐れがあります。JIS(日本工業規格)で定めたアルミサッシの耐久性は、毎分10~30回のペースで開閉して1万回は故障がおきないこと、となっています。
日常生活に当てはめると、1日最低4回の開閉で7年近くもつことになります。


 樹脂サッシ


硬質塩化ビニール樹脂のプラスチックを主な材料としてできた窓枠です。遮音性、断熱性が高く、結露を防ぐことのできる樹脂サッシは、海外をはじめ、日本の寒冷地でも普及されてきています。複層Low-Eガラスとの組み合わせで、断熱性をさらに高めることもできます。本来樹脂サッシはアルミサッシに比べ強度が落ちるという欠点もありましたが、アルミと樹脂の複合サッシなども登場し、より身近な窓枠になってきています。


 木製サッシ


アルミサッシの普及で、木製の窓枠は激減しました。しかし、木の手ざわりが持つ、ほかの材料にはない温かみが見直され、再び人気が出てきています。かつての商品は隙間が多く、気密性に優れたアルミサッシの台頭でシェアを奪われましたが、海外で生産された気密性の高い木製サッシの登場以来、国産でも優れた気密・断熱性能を持ち合わせた木製サッシが登場し高価ではありますが徐々にその数を増やしています。
木製サッシの優れた点は、質感と結露しにくいことです。しかし、常に風や雨にさらされる窓枠に木を使うとなると、どうしても腐食の問題が生じてきます。また、長年使用しているうちに木に狂いが出て収まりが悪くなったり、塗装がはげてくることも考慮しておかなければなりません。木製サッシを採用する時は、水に強く狂いの少ない樹種を使い、施工には高い技術力を持つ業者に当たってもらいましょう。日頃から家具用艶出しで拭く といった手入れも必要です。


 複合サッシ


サッシ枠の室外側がアルミ、室内側が樹脂や木製のタイプ。アルミサッシの結露し易いという欠点を、室内側の枠(サッシ)を樹脂などの熱伝導率の低い素材にする事で改善した、いわばいいとこ取りのサッシです。

 

いかがでしたか?

 

最近、ECOブームで複合サッシの普及率が年々上がっています。筆者もこの複合サッシは性能的に素晴らしいと思っております。

ただ、個人的には風合いのいい、木製サッシも捨てがたいです。